車が生活の一部になっている人はたくさんいますが、大切な愛車を長く乗るために必要となる定期的なメンテナンスをできている人は案外少ないのではないでしょうか。 車は、日々のメンテナンスをしっかりとすることで、良い状態を保ち、結果的に車検を安く済ませることが可能になります。
そこでこの記事では、定期的にすべき車のメンテナンスについて詳しくご説明します。これまで特別なメンテナンスをしてこなかった人は、ぜひこの機会に日々のメンテナンスの大切さとやり方を学んでください。
洗車
定期的なメンテナンスで最も頻繁に行うべきものが洗車です。もちろん自宅でもできるのですが、ガソリンスタンドに併設されている洗車機を利用することで、手軽に車をきれいにすることができます。
洗車の頻度は、保管場所や保管方法でも変わるのですが、ガレージの中に駐車している場合は一ヶ月に一回程度で良いのですが、屋外に駐車をしている場合は、一週間に一度の頻度で洗車をしましょう。ただし、花粉や黄砂が多い時期や、梅雨の時期などはどうしても汚れやすくなるので、車体を見て「汚れてきたな」と感じたときが洗車のタイミングです。
水で洗った後に簡易コーティングやワックスをつけることで、きれいな状態を長く保つことができます。
エンジンオイルのチェック
エンジンオイルは車を走らせるうえでとても大事なものです。エンジンオイルの役割としては、エンジンの冷却効果や錆の防止、摩擦の軽減など。このエンジンオイルが汚れていたり、極端に減ってしまったりしていると、その効果を十分に得られず、エンジントラブルの原因になります。オイルは経年劣化するものなので、定期的な交換が必要です。
エンジンオイルのチェックは簡単なので、ご自身でも確認することができます。
- エンジンを切った状態で、ボンネットを開けオイルレベルゲージ(先端が黄色の場所)を見つける
- オイルレベルゲージを引き抜き、ゲージについたオイルを拭き取りもう一度奥まで差し込む
- 再度オイルレベルゲージを引き抜き、どこまでオイルがついているか確認する(MIN以上MAX以下が適量)
これだけで、エンジンオイルの残量を確認できるので、遠出をする前などはチェックするようにしましょう。
タイヤの空気圧のチェック
タイヤの空気圧が適正でないと、燃費が悪くなったり、カーブ時に不安定になったりしてしまいます。基本的にガソリンスタンドでは無料で空気圧のチェックをしてもらえるので、ガソリンを給油する際に定期的にチェックしてもらいましょう。空気圧は適正値よりも低くても高くても良くないので、ちょうどいい圧である必要があります。最低でも月に一回はチェックするようにしましょう。
ウィンドウォッシャーの補充
ウィンドウォッシャーはフロントガラスが汚れたときに使用しますが、使用頻度が低い分、残量のチェックを怠りがちです。使いたいときまでウォッシャー液が不足していることに気づかないこともあるので、一ヶ月に一度の頻度でタンクにきちんと液が入っているか確認しましょう。中には水だけを補充する人がいますが、水だけでは落ちない汚れもあるので、きちんと専用のウォッシャー液を補充するのがおすすめです。
ワイパーの状態のチェック
ワイパーについているゴムは定期的に取り替える必要があります。正常に動いていたとしても、交換の目安は一年に一度といわれています。 劣化したゴムを使い続けていると、ガラスに傷が入る恐れもあるので、使用期間はきちんと守りましょう。ワイパーを動かしたときに「キーキー」や「ギューギュー」といった変な音がする場合は、早めの交換が必要です。特別難しい作業ではないので、ぜひセルフでの交換に挑戦してみてください。
まとめ
日常的に車に乗っている人は、きちんと日頃からメンテナンスをしておかないと、思わぬ事故を招く恐れがあります。「車検さえ出していれば大丈夫」と、思っている人も多いかもしれませんが、定期的に車のセルフチェックをしておくことで、安全に乗ることができます。今回ご紹介したメンテナンスはどれも簡単にできるものなので、ぜひ習慣化させてください。
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